内窓

内窓

内窓とは

内窓(うちまど)は、既存の窓の内側に設置するサッシ窓のことです。既存の窓の機能を補強し、断熱性や防音性を高めるために使用されます。

内窓のメリット

断熱効果
内窓を設置することで、窓からの熱の出入りを大幅に減らせます。特に冬場は暖房効率が上がり、室内の暖かい空気が外に逃げにくくなります。また、夏場には外からの熱を遮断し、冷房効率が向上します。

防音効果
内窓は、窓を2重にすることで外からの騒音を遮断する効果があります。車や電車の音、近隣の騒音が気になる場合、内窓を設置することで静かな室内環境を保つことができます。

防犯効果
窓が2重になるため、内窓は防犯面でも効果があります。外部からの侵入を試みる際に、内窓があることで時間がかかり、泥棒が侵入しにくくなる抑止力となります。

内窓の種類
アルミ製内窓

特徴: 窓枠がアルミ素材でできている内窓です。
用途: 軽量で丈夫、価格が比較的安価で耐久性があります。腐食や錆に強いので、メンテナンスが容易です。

樹脂製内窓

特徴: 窓枠が樹脂で作られた内窓。最近人気が高まっています。
用途: 断熱性が高く、結露防止効果も期待できます。素材自体が熱を伝えにくいため、断熱・保温効果が優れています。

複層ガラス(ペアガラス)付き内窓

特徴: 2枚以上のガラスを重ねて作った複層ガラスが使用される内窓。内部に空気やガスを封入し、断熱効果を向上させています。
用途: 通常の単層ガラスよりも断熱性や防音性が高いです。外部の寒さや暑さを効果的に遮断し、室内温度を快適に保ちます。